ジェームズ・ディーンの死
スポーツカーのカッコ良さを人間に例えれば、それはジェームズ・ディーンと若き日の裕次郎にとどめを刺します。
ことにジェームズ・ディーンは、スポーツカーとは切っても切れぬ因縁があることを、洋画ファンならご存知のはずです。
ときは昭和30年9月30日の夜。
場所はアメリカ・カリフォルニア州シャーロック峡谷のつづら折れが続く険阻な山道。
この道を、猛スピードで疾走する1台のスポーツカーがありました。
車はポルシェ。
ドライバーは『エデンの東』や『理由なき反抗』で名演技を見せ、一躍スターダムにのし上がったジェームズ・ディーンこと愛称ジミー。
人気の頂点をゆく若者にとって、安全運転への配慮は眼中になかったに違いないです。
急カーブでハンドルを切りそこねたポルシェは山肌に激突。
闇を切り策ヘッドライトが虚空に躍った瞬間、ジミーは車外に投げ出されて即死しました。
時に24歳の若さで・・。
百数十キロの猛スピードのまま、あの世へ旅立ったジミーを偲んで、世界中の美女が悲嘆にくれた、と当時の外電は伝えています。